思い出の玉手箱 案 内 |
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作家・宇野浩二さんの童話に「蕗の下の神様」というお話があります。このお話は北海道・アイヌの人たちの民話を元にした創作童話なのだそうです。 こんな状況の中で宇野浩二さんが創作した童話は、こんな主題を持っていたのではないかと思われます。ぼくの勝手な読み取りなので思い違いがあるかもしれませんがだいたいこんなことではないかと思っています。 |
むかし、北海道にまだ大陸から渡ってきた人々がいなかった頃、神様たちが住んでいました。この人たちを「コロボックル」と言ったのだそうです。いわゆる先住民らしいのですが、このお話の主人公は「コロボックンクル」ということですから、その先住民の中のひとりの可愛らしい少女の姿をした神様だったようです。やがて北海道に大陸から多くの人々が移り住むようになりました。それがアイヌの人たちらしいのです。コロボックルは他所から来たアイヌの人たちには姿を見られたくなかったようです。でも、コロボックルたちは心優しい人々でした・・・。
あるところにアイヌの若い怠け者のクシベシという男がいました。いつも何もしないでコロボックルの施し物で暮らしていたのです。その男がぜひコロボックルを捕まえて見てみたいと思いました。そこで、コロボックルを捕まえることに集中をして古い小屋の入り口に隠れていて、施し物を持ってくるコロボックルを待ち構えていました。その日に来たコロボックルが「コロボックンクル」という若くて可愛らしい女性だったのです。姿を透明にする蓑を来ていましたが、食べ物を置くときにふと見えた「手」を捕まえました。そして、屈強な手で捕まえると決して離しませんでした。とうとう、姿を透明にする蓑も剥ぎ取ってしまいました。 一、さしで測って、ハサミで切って 二、マスで測って、目方にかけて |
○ この演劇部を立ち上げたサッカー部の世話役をしていた生徒は、町の音楽教室を経営する先生になりました。もう一人の生徒はやがて「つか・こうへい演劇事務所で長い間働いていました。。」
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